デルマークなどからリリースのあったシカゴのシンガー兼ハーモニカ奏者が、エディ・ロバーツ(ニュー・マスターサウンズ)のプロデュースでカラー・レッドから新作をリリース。エディのサポートぶりは60年代のスティーヴ・クロッパーのように小気味良く楽曲を引き締め、主役の濃厚な歌をしっかり盛り上げる。シル・ジョンソンらの伝統を汲むソウル作品としても楽しめる一枚だ。